北海道の「しつけ」置き去り事件

先週の日曜日、北海道の山中で行方不明だった7歳の男の子の事件。その日、たまたま我が家は夕方のニュースを見ていました。最初は、山菜取りの途中ではぐれて迷子になったと報道。
「北海道の山の中だと、熊とかいそうだよね」
「北海道は、まだ朝晩寒いよね」
こんな会話を家族と話しながら心配していると、突然、速報が入り急展開。
「しつけ」で両親が置き去りにしたという話。
父親もインタビューに答えて、後悔の念を述べていました。

人や、他所のおうちの車などに、男の子が石を投げたりする事に注意しても聞かなかったからだとか。

もちろん、次の日はママ友とこの話。
「昨日のニュース見た?」
「見た見た!置き去りだって!」
主婦は、こういうニュースには敏感です。

それが、毎日、捜索のニュースばかりで、まだ見つからないという状況に、世間は段々疑問に思ってくる訳で・・・。

「どうして見つからないんだろうね」
「警察、自衛隊まで捜しているのに・・・」

報道も、世間も両親を疑ってくる。
近頃、虐待の事件も多いので、「もしかしたら」と最悪の状況を口にするママもいました。
朝晩冷え込む、北海道の山の中で、何日も7歳の男の子が生き延びられると、大人の常識では思わないので・・・。

そして、7日目に発見のニュース!
細かいことは措いといて、何よりも無事で良かった!

父親の事を『行き過ぎたしつけ』だと、責める人もいるけれど、親だって必死に子育てしているんですよね。
私も子供の頃に「外で頭冷やしなさい!」なんて怒られたことも多々あります。
報道だけでは、本当の真実はわからないし、この体験がこの子の将来にどう影響するのかは私にはわからないけれど、同じくらいの子供がいる親としては、「無事で良かった」って、単純に思います。