みんなが幸せな世の中

杉並区の公園を保育園にする問題で反対住民と区が揉めているというニュース。
私の住んでいる地域は、そこまで待機児童が深刻ではないのですが、働きたいのに、子供を預けられなくて困っている友人や、ママ友もいるので他人事ではない気がします。

でも・・・

公園が無くなったら、子供が遊べるところが無くなってしまうと反対するママさん達の気持ちも分かる。

反対住民と区の話し合いは結局平行線だそうです。
どちらも大事な問題ですからね。

区だって、保育園を増やす為に、いろいろな土地を探し、計画の中に、いくつかの公園が含まれていた。やむを得ず【公園】という苦肉の策だったのでは?
杉並区は、来年春には待機児童の数が560人を超えるそうで、区が所有するこの公園は、すぐにでもとりかかれる。区としては、待機児童問題を解消したいという思い。

ただ今回は、反対住民も、今までの「子供の声がうるさいから」とか「道路や土地が狭いから」という偏見やイメージでの反対とは少し違う気がします。
杉並区の問題になっている久我山東原公園は、近隣の多くの子供達が利用しているそうで、サッカーや鬼ごっこをする唯一の場らしい。
そういう場所って、都市部に住んでいる人にとっては貴重ですよね。
もともとこの公園は、近辺に公園が無いため、公園を作ってほしいと願い出て出来た公園らしい。

今回の問題って、誰も悪くない。でも、どちらかが残念な思いをしなくてはならない。
みんなが幸せになる方法って、まず無いに等しいです。世の中って難しいです・・・。